「効率化」は体系化されている!?仕事を効率的に行うコツと集中力の関係性

割り振られた、あるいは獲得した仕事をこなしていく上で、効率化は欠かせない要素です。
しかし、自分なりに効率的にやっているつもりが今一つ速度に表れなかったり、上司や先輩から「もうちょっと手早く」など言われたことはありませんか?そんな時は効率化の方法が間違っているかもしれません。

効率よく仕事をするには、まず「仕事の全体像を理解する」ことと、「自分の一番能率がいい時・そうでもない時の集中できる時間を把握して割り振る」のがコツです。

仕事の全体像とは、仕事のなかでも1つ1つにある優先順位を最初に把握して、気が向いたものから始めるのではなく、優先順位順に行っていくことです。
手をつける順番が明確になることで集中力が持続しやすくなり、さらに後から「こっちを先にやるんだった!」といった焦りによるクオリティの低下が防げます。まずは全体に目を通して、何から手をつけるかを明確にしましょう。

仕事において重要なのは「やる気(モチベーション)」と「集中力」です。このどちらは切っても切り離せないもので、やる気があっても集中できなければ、集中できてもやる気がなければ短時間で集中が切れてしまえば能率は上がりません。

〆切に追われることもある種のモチベーションですが、この時の集中力を見込んで仕事を割り振るべきではありません。
人間の集中力が持続する時間は一般的に60~90分程度と言われています。この数字を基準に、「まずは60分集中する」など、短いスパンでの集中を心掛けてみましょう。