人間の脳が集中できる時間は限られており、疲労が溜まればその質も時間も低下してしまいます。溜まった疲れを癒すには日頃の睡眠と休日の休息が不可欠ですが、普段の仕事の合間にもリフレッシュを挟むのが、能率的な仕事のコツでもあります。
人間が深く集中出来る時間は、諸説ありますが1度に60~90分程度であり、そのまま作業を続けても効率や能率が低下していってしまいます。
ふと集中が切れた瞬間に、そのまま作業を再開するのではなく、「水分補給・糖分、カフェイン補給」や「15分程度の昼寝」、5分程度の簡単な運動」を挟むことで、疲労回復効果に繋がります。こまめな水分補給、特に温かな飲物は新陳代謝の活性化や血行を良くして、細胞の水分不足改善、ひいては疲労の改善に繋がります。
休日は寝てばかりだけど、寝ても寝ても疲れが取れない、という人におすすめなのは「運動」です。余計に疲れてしまうと思うかもしれませんが、体内に蓄積された疲労物質、老廃物が原因で、睡眠の質が悪化している可能性があるためです。
「1日20分運動しないと効果が無い」という通説もありますが、これはあくまで「脂肪燃焼」に関する説であり、この説自体も近年は否定されています。
1日5~10分程度の散歩や、その後の汗を流すゆったりとした入浴は、どちらも全身の血行を促進し疲労物質の排出に繋がります。
疲労回復、軽減効果のあるクエン酸(柑橘類など)やビタミンB群(豚肉、魚介類)、イミダゾールジペプチド(鶏むね肉)を積極的に食べるのも効果的です。
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